「高校受験は塾なしでいけるのか」ということなんですが、高校受験は塾なしで十分に可能です。
中学生の勉強で大事なのは塾にいくかどうかじゃなくて、正しい方法で勉強量をこなせるかどうかになりますね!
とはいっても、その「勉強の正しい方法」って具体的にどんな方法だよ?という疑問があるかと思われますので、詳しく説明していきたいと思います。
高校受験は塾なしで合格できる
まずは『高校受験は塾なしで合格できる!』ということについてお伝えしたいと思います。
高校受験ってよほど難しい高校でない限りは、そこまで難しい問題はでません。
よく塾である「~~対策ぅ!」みたいなのって別にしなくても、ごくごく普通に基礎レベルの問題が解ければ60~70くらいの偏差値(トップ15%以上)がでます。
むしろ高校受験の場合は、
- 毎年定番のパターン
- 一定のパターン
といったものから出題されるため、「特別な対策」をするよりも、普通に当たり前のことを1日2~3時間やれるほうが学力は伸びるとぼくは思ってます。
逆に言うと、受験勉強に裏技みたいなものはないので、そういった「特別な対策」をすればするほど学力が伸びないドツボにハマっちゃうパターンがあるあるです。
高校受験で重要なのはごく普通に、当たり前の問題が当たり前に解けることだったりします。
実際に、ぼくの弟もごくごく普通に参考書を反復学習して偏差値60の高校に合格しました。
詳しくはコレ↓
塾なしで高校受験をする際の不安と解消方法
塾なしで合格できるっぽいことは分かっていても、塾に行かないという選択肢は圧倒的に少数派なのでかなり不安だと思います。
ただ、塾に行かないデメリットというのは大きく分けて2つだけです。
- モチベーション関連
- 勉強が自分でできるのか?
という2つですね。
この2つに関しても解決方法があります。
モチベーションがヤバイんじゃ?
「塾に行かないと自分で勉強なんてできないんじゃないか?」という不安に関しては、
- 図書館の自習室を使ったり
- 家で時間を工夫して勉強したり
という工夫で解決できます。
実際問題、「塾に行っている=勉強している」というわけでは決してないので、塾にダラダラとただ行ってるだけの状態よりは、意識的に中学生本人でやるほうがいいんじゃないかと思います。
勉強が分からなくて進まないんじゃ?
「勉強が分からなくて進まない」というのも結構あるあるですが、今はスタディサプリというサービスを使えば解決できます。
スタディサプリで勉強すると、5教科全部で映像授業に対応するテキストで勉強できるので、「分からなくて進まない!」ということはないです。
全教科プロの授業で勉強していけるんで、むしろ塾より効率良いと思います!
使い方⇒スタディサプリ中学の効果的な使い方&勉強法を解説するッ
塾なしでも勉強できる参考書は『超分かりやすい!高校受験の5教科でおすすめの参考書&問題集まとめ』にまとめてありまーす。
塾なしで合格できる参考書と問題集
塾なしで高校受験に合格するためには、独学でも理解していける参考書と問題集が必須です。
言うまでもないんですが、適当に参考書を選んでしまうと解説が理解できずに、「いくら勉強しても伸びない・・・」ということになってしまいます。
実際問題、中学生の勉強を塾で見てきて思ったのが、「ええ?その問題集やっちゃう?笑笑」みたいな現象です(笑)
おそらく親御さんが良かれ!と思って買い与えてしまうのでしょうけど、中学生本人が理解していけない参考書はむしろ害でしかありません。
高校受験を独学でも勉強していける参考書は下の記事でまとめてます。
高校受験の塾なし独学勉強法
ここからは高校受験を塾なしの独学で勉強していく方法についてです。
この方法でやってもらえれば、高校受験くらいなら全然いけます。
高校受験くらいならっていうか、ぼく自身、塾に通わずに早稲田に入ったので、この方法でいけるはず!
受験勉強で結果を出す、学力を伸ばして合格するには3つコツがあります。
- 基礎を習う
- 徹底的に反復学習
- 1つにしぼってやる
この3つがすべてと言っていいくらい、高校受験での受験勉強のコツになります。
むしろ勉強のコツです。
【勉強のコツ①】基礎を習う
まずは5教科全科目すべて、基礎から習っていきましょう。
逆に言うと、基礎ができていない状態で学力を伸ばすのは不可能です。
勉強って基礎さえできれば、あとは手順通りに解いていくだけになります。
例えば、プラスマイナスの計算とかってルールがありますよね。
最初は「プラスマイナスの計算ムズスギるううう!」とか思っていても、正しい解き方を習ってその通りこなせばプラスマイナスの計算は余裕になるはずです。
これと同様に、学校の勉強には明確に解き方があって、「こうすれば解けますよ」っていう答えまでのやり方があって答えがあります。
だったら、その通り、考え方や解き方を真似てあとは再現できるようにすればいいだけなんですよ。
実際に偏差値75くらいまでの高校は、定番のパターンの問題しかほぼでなくて、その定番のパターンに慣れてさえしまえば勉強はかんたんです。
(楽ではないんですけどね!)
そのためには、勉強の基礎を適切な方法で学ぶってことが重要になります。
基礎を勉強する際には、
- 解説が丁寧
- 入門レベルから対応している
- 問題数が豊富
という条件の分かりやすい問題集を5教科すべてで使ったほうが良いです。
高校受験で5教科使えるおすすめの参考書は、下の記事で詳しく紹介してます。
【勉強のコツ②】徹底的に反復学習
中学生はこの反復学習が苦手なんですが、学力をつけるには反復学習が超大事です。
具体的に反復学習って何か?っていうと、『できなかった問題を何度も解く』という学習方法になります。
イメージとしてはこんなんです。
- 最初から解ける問題はそれ以降解かなくてOK
- 解けなかった問題を何度も何度も解く
というのが非常にシンプルではありますが、反復学習はめちゃくちゃ効果があります。
特に高校受験の場合は、反復学習を1冊やるだけでかなり学力が伸ばせますね。
反復学習をすれば何冊もテキストは不要
実はしっかりと記憶に残す勉強をすると、高校受験に必要なテキストや参考書、問題集の数はそう多くありません。
『超分かりやすい!高校受験の5教科でおすすめの参考書&問題集まとめ』の記事で紹介しているもの(ほんとに1つ程度)でほとんどの場合は大丈夫です。
塾なしで高校受験を合格するのに重要なのは、やたらめったらいろいろな参考書をやることではなくて、1冊をやりこんで記憶に残すことになります。
実際に高校受験よりもはるかに範囲が広い大学受験でも、1冊を何度もやる学習方法が最強です。
ぼくも反復学習をやりまくって、中学不登校から早稲田大学に入れました。
【勉強のコツ③】参考書や問題集は1つにしぼって勉強する
勉強のコツ②でも書いた反復学習と若干かぶりますが、高校受験の参考書や問題集は1冊にしぼってやろう!ということです。
- 5冊を20%ずつしか記憶できない
- 1冊を80%記憶できている
という①と②があったら、1冊を80%記憶できている②のほうが学力が伸びます。
なんでかっていうと、1冊をまんべんなくやることで、必要な知識が網羅されてるからです。
一方で何冊も何冊もやってる学習スタイルだと、どれもできるとこばっかやってしまいがちで、苦手なとこは苦手なままなことが多い傾向にあります。
そして塾での勉強というのは、①のようにちょっとずつしか記憶に残らない勉強でやってしまうことが多いです。
なぜかというと、次々にテキストが渡されるから(授業を取らされるから)ですね。
そういう意味でも、塾なしの独学で1冊を徹底的に反復してマスターしていくのはおすすめできます。
勉強方法まとめ:塾なしで学力を伸ばすなら!
- 基礎を習う!
- できない問題を反復して記憶に残す!
- 1冊を徹底的にやりこむ!
といったことが塾なしで高校受験に合格するための勉強法のコツです。
特に中学生が苦手としているのは、反復するところかなーと思います。
「何回か復習する」よりも「飽きるまで復習する」という感じで勉強に取り組むと、100%学力が伸ばせるはずです!
塾なしで合格する方法まとめ
「塾はいらない!独学でやりましょう!」って記事でした。
なんとなく『高校受験は塾にいったほうがいい』っていうのが普通な感じがしますが、塾がなくても合格できますよー。
塾に行くデメリットが強いのと、塾なしのほうが学力を伸ばせる環境が整ってるからです。
一度、「本当に塾は必要なのか?」と考えてみることをおすすめします。
度々書いてますが、塾ではとにかく受け身の姿勢で勉強をこなす方向性にシフトしがちです。
もし、自分で勉強してみて無理そう、、、どうしても理解ができないとか、モチベーションが続かないとかの場合は塾という選択肢を考えてみるといいかもしれません。
まずは、自分自信で勉強していく意識が大事です。
自分で勉強してみて、どうしても足りないもの、必要なことが塾にあるなら活用すれば良いと思いますよ!