こんにちわ〜ゆうとです。
この記事では、スタディサプリ中学講座の内容について詳しく解説させていただきます。
どのように学べるのか?
授業はわかりやすいのか?
扱われている範囲は?
などなどの細かい疑問点について、可能な限り分かりやすく解説させていただきます。
実際に登録する前に「合いそうか、合わなさそうか」について分かるはずです!
簡易的な説明の表については以下となります。
料金 | 月額980円(税抜き) |
---|---|
テキスト | 1冊1000円(税抜き) |
学習形式 | 映像授業 |
学習方法 | 映像授業対応テキストで勉強 |
授業範囲 | 中1~3(小学、高校講座も使用可) |
難易度 | 入門〜応用レベル |
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というわけで、詳しめに解説させていただきます。
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目次
スタディサプリ中学講座を使った学習形式について
まず、スタディサプリ中学講座の学習形式(方法)について解説させていただきます。
学習方法:映像授業を見て対応テキストで問題を解く
スタディサプリを使った学習方法としては、基本的に2STEPから成ります。
- 映像授業を見る
- 映像授業対応のテキストで問題演習をする
映像授業では、入門レベル、その単元の導入レベルからの解説があるので、初めて習う単元でもスムーズに学習することが可能です。
すでに中学で習っている範囲であれば、映像授業を1.5倍速,2倍速などの倍速で再生して、サラッと復習してから、問題演習をすることができます。
5教科全ての科目で、この方法を使って学んでいけるので、塾でわざわざ授業を受けなくても本人が自力で勉強していけます。
▼実際の映像授業サンプル動画
不明点、疑問点について
映像授業で自力で学んでいくとなると、出てくる疑問が、「分からないところはどうすればいいの?」ってことだと思います。
この疑問点の解消については答えが出ていて、以下3つの方法で解決可能です。
- 分からない箇所を中学校の先生に聞く
- スタディサプリ個別指導コースで質問する
- 塾の先生に聞く(塾に通っている場合)
1番お金がかからなくて手っ取り早いのが、中学校の先生に聞く方法だと思います。
ただ、「聞きにくい」「先生が苦手」といった場合には、スタディサプリの個別指導コースを活用するのもおすすめです。
スタディサプリ中学講座の映像授業について
メインで使うことになる「映像授業」についても詳しく解説させていただきます。
「映像授業がある」と最近では教材の売りとして使っているところも多いですが、質や網羅範囲にはかなりの違いがあります。
スタディサプリ中学講座についての質と網羅性についてはどうなのか?
ということについて、1つ1つ丁寧に分かりやすく解説させていただきます。
- 映像授業の範囲
- 映像授業の網羅性
- 映像授業のレベル
- 映像授業の分かりやすさ
- 担当の先生はどんな人か
1.映像授業が見れる範囲
スタディサプリ中学講座に登録することで、以下の内容が全て無制限に閲覧できます。
<学年> | <科目> |
---|---|
小学4~6年生 | 算数,理科,国語,社会 |
中学1~3年生 | 国語,数学,英語,理科,社会 |
高校~大学受験 | 国語,数学,英語,理科,社会 |
中学講座に登録すると、中学の範囲だけでなくて、小学校と高校の内容も見れるので、お得な気もしなくはありません。
補足事項:その他の講座も少しあり
小学校、中学校、高校で習うもの以外に関しても、少しだけ講座があります。
資格対策講座:英検,公務員試験,簿記
未来の教育講座:お金のこと,将来のこと,その他etc
ただ、かなりおまけ的な要素が強いので、おまけにある程度に考えるのが無難です。
中学生が有効的に使えるのは、英検講座と将来について〜みたいな講座の2つかなと思います。
2.映像授業の網羅性
教科書の内容に準じて、必要な内容が全て入っています。
中学の5教科で、
- 基礎講座
- 応用講座
- 定期テスト対策講座
- 高校受験対策講座
- 教科書対応講座
と、5つ用意されているので、「学びたい内容が用意されてない!」ということにはなりません。
また、教科書対応講座があるので、
「中学の英語の教科書で学んだ特定の箇所が分からない」
なんて場合にも、参照して復習が可能です。
理科と社会に関しては、教科書対応講座はないですが、教科書と同じ内容が「基礎講座」で学べるため、問題ありません。
3.映像授業のレベル(難易度)
大きく分けて、スタディサプリには難易度が4つあります。
表にすると以下のような感じに。
<難易度> | <内容> |
---|---|
基礎レベル | 入門〜高校受験基礎レベル |
応用レベル | 高校受験標準レベル〜やや応用レベル |
教科書対応講座 | 教科書と同じ内容のレベル |
定期テスト講座 | 定期テストレベル |
高校受験対策講座 | 高校受験レベル |
もう少し詳しめに解説させていただきます。
基礎レベル
▼簡単な解説表
網羅範囲 | 入門~高校受験基礎レベル |
---|---|
到達レベル | 定期テストで上位,高校の偏差値60程度 |
一言 | 基礎講座でメチャ実力つきます |
「〜とは?」
「〜はどういうふうに解く?」
「〜はどう勉強すればいい?」
といったような、入門レベルから各単元を学べる講座の難易度になっています。
問題演習も映像授業と並行して取り組むようになっているので、しっかりとやりこめば(2〜3周を推奨)、十分に実力がつく内容です。
定期テストでいうと、、、基礎講座をしっかりやれば、80点は少なくとも超えられるとぼくは思います。
高校受験に関しても、偏差値60くらいまでなら全然問題ありません
また、基礎講座ですごく良いのが、
勉強の方法についても、学べること
です!
勉強の方法はある程度やり方というか、コツが存在します。
例えば、人間の脳の仕組み的に、科学的な先行研究からも、「暗記は時間よりも回数」なんてことが分かっています。(ほとんどの人に当てはまります)
シンプルにいうのであれば、
「1日英単語を10個じっくり時間をかけてやるよりも、数日にわたって数十個の英単語を毎日10分ずつやる」
ということのほうが効率が良い、みたいな、そういうやつです。
そういった、「勉強のコツ」に関しても、映像授業内で語られているので、効率良く勉強できる方法も勉強内容と一緒に身につけられます。
そして、
- 「勉強のコツ」が分かっていて勉強に取り組むのか
- がむしゃらに不安のなか勉強に取り組むのか
では、大きな差がでることは言うまでもないので、
・・・
なんというか、基礎講座、良い!ですね!(投げやりに終える)
応用レベル
▼簡単な解説表
網羅範囲 | 応用~難関レベル |
---|---|
到達レベル | 定期テストでトップレベル,偏差値65以上 |
ぼくから一言 | 応用レベルまでできると、すごい学力つきます |
スタディサプリの基礎講座、学校で習った基礎的な勉強内容を前提に進められる難易度の講座です。
ぼくも授業とテキストをいろいろむさぼって見ましたが、普通に応用レベルで、難しめになってます。
基本的な問題構成は、学校のワークの応用問題レベルが基本となっていて、そこからさらに少し応用した問題が多めです。
- すでに勉強が得意でさらに実力をつけたい
- 中学の勉強だけでは簡単すぎる
- すでに基礎ができていて難関校を受験する
といった中学生が使うと、かなり良い感じの講座かと思います。
難しい問題こそ、自力で理解して勉強するのが難しいので、映像授業で1つ1つ丁寧に解説がされているのは勉強効率が上がるはずです。
教科書対応講座
網羅範囲 | 教科書の内容とほぼ同じ |
---|---|
到達レベル | 定期テストで上位,高校の偏差値60程度 |
ぼくから一言 | 教科書の不明点や学校の宿題なんかにも使えますね! |
日本の中学校で使われている教科書に合わせた講座です。
- NEW HORIZON
- SUNSHINE
- NEW CROWN
- TOTAL ENGLISH
- ONE WORLD
- COLUMBUS 21
英語だけでもこれだけの教科書に対応していますので、基本的にどの中学にも対応している内容が扱われています。
数学、国語、も同様にほぼすべての教科書内容が網羅されているので、
- 学校のワークの不明点に
- 学校の授業の不明点に
- 学校の宿題のお供に
といった場面で使える授業内容です。
ただ、そこまで教科書対応講座を使う必要はないかと思います。
学べる内容は「基礎講座」と内容がほぼ同じなので、あくまで学校の勉強の補助か、ちょびっと授業を見る程度に使えばOKです。
補足:教科書対応講座に理科と社会はない
理科と社会の2教科に限っては、教科書対応講座がありません。
なので、以下の4つとなります。
- 基礎
- 応用
- 定期テスト対策
- 高校受験対策
ただ、基礎講座で代用できるので、全く問題ないかと思われます!
定期テスト対策講座
網羅範囲 | 基礎レベル〜やや応用レベルの演習 |
---|---|
到達レベル | 学校のテストで7~8割程度 |
ぼくから一言 | 学校で配布されるワークっぽい内容です |
学校のワークっぽい内容を演習できて、問題に対する解説を授業で受けられる内容になっています。
全教科あるので、定期テスト前にやってもいいかもしれませんし、別にやらなくてもいいかもです。
個人的には、基礎講座で十分だと思います。
- 新しくテキストを購入する手間と費用
- テキストを印刷する手間(印刷して使う場合)
以上のような手間や費用を考えると、あんまり必要ないです。
高校受験対策講座
網羅範囲 | 高校受験問題の演習 |
---|---|
到達レベル | 高校受験の傾向が分かり、なんの勉強をすればいいか分かる |
ぼくから一言 | 市販の過去問を買う必要性なくなります |
高校受験対策講座も、5教科全てで用意されています。
実際の過去問が授業で丁寧に解説されていて、しかもすべての箇所が授業で解説されているので、高校受験の難易度に慣れていくために使えます。
「高校受験に何が必要か分からない」
「どんな勉強をしていけばいいか分からない」
「何か特殊な対策が知りたい…」
などなどのことは、この高校受験対策講座でOKです。
塾の「過去問対策講座!」に数万円払うよりも、スタディサプリの過去問講座を見て取り組むほうが費用も安く効率も良いとぼくは思っちゃいます。
4.映像授業の分かりやすさ
王手予備校の人気講師から引き抜かれているだけあって、勉強内容の解説も、すごく分かりやすいです。
▼実際の映像授業サンプル
▼スタディサプリ屈指のカリスマ、関先生
勉強方法についての解説
全教科共通するのですが、必ず最初に
「どのように勉強すればいいのか」
ということについて、各先生が丁寧に説明しています。
勉強内容がわかりやすいのはもちろんのこと、勉強法もシンプルでしっかり成果がでるものを教えてくれますね〜!
メンタル系、考え方系
どの科目の先生も「熱め」の、上昇志向の強い考え方、思考や思想を授業内で語られてます。
具体的には、
勉強することがどう役立つのか?
勉強して学力をつけると何がいいのか?
などなどについて語られているので、やる気やモチベーションに影響を全く受けないことはないと言えます。
スタディサプリ中学講座のテキストについて
テキストに関しては、2通りのどちらかの方法で用意が必要です。
ぼくも最初は「印刷で良いのでは?無料だし。」と思ったんですが、今はテキストをおすすめします。
というのも、印刷すると、すっごいかさばりますし、何より印刷するのが面倒という。。。
1.テキスト購入
料金 | 1冊あたり1000円(税抜き) |
---|---|
範囲 | 講座ごとに用意 |
テキストを購入する場合、1冊1000円(税抜き)で、講座ごとに用意する必要があります。
例えば、中3英語基礎講座に取り組む場合は、中3英語基礎講座のテキストが1冊必要になる感じです。
中学生に使ってもらうとなると、5教科基礎講座を活用するとして、
1000円×5冊=5000円(税抜き)
の料金が必要になる感じです。(何科目取り組むかによって金額は変わります)
塾に通う場合も、参考書で取り組む場合も、テキスト代(参考書代)は必要なので、ここはケチらなくてもいいのかな〜と個人的に思います。
2.テキスト印刷
家にパソコンとプリンターがある場合は、印刷してテキストを使うことも可能です。
ただ、
- すごくかさばること
- 毎回用意するのが面倒なこと
- 管理しにくいこと
などの理由で、個人的にはおすすめしません。
最初にプリンターで印刷して使ってみて試すのはありかもです。
一部のみ使うのは印刷でもよいかもです
例えば、「定期テスト対策講座のこの単元だけやりたい!」なんて場合は、印刷して活用するのがコスパ良いです。
普段取り組むことがない講座のテキストを購入しても、使わなくてわりと無駄になるので!
スタディサプリ中学講座の料金
<講座> | <月額> |
---|---|
ベーシックコース | 月額980円(税抜き) |
個別指導コース | 月額9800円(税抜き) |
ベーシックコース:月額980円
この記事で紹介しました内容はベーシックコースのものです。
なので、ベーシックコースに登録すると、月額980円(税抜き)で、
- 小学講座
- 中学講座
- 高校〜大学受験講座
以上3つの内容が全て無制限に使えます。
学力が平均レベル以上であれば、こちらの講座で問題なく進められるはずです。
ただ、
- 勉強方法が不安…
- モチベーション面が不安…
- 分からないところを質問したい!
- 勉強効率をより上げたい!
などなど、勉強法や不明点、やるべきことについての不安がある場合には、後述します「個別指導コース」をおすすめします。
個別指導コース:9800円
ベーシックコースの内容が使えて、そこにさらに担当コーチがつくサービスです。
- 勉強方法
- いつまでに何をやるか
- 不明点の質問(勉強内容、勉強に関すること全般)
といったサービスがついているコースになります。
ベーシックコースに比べると値段がだいぶ上がりますが、勉強に関する内容を質問できることや、「何をやればいいのか」といったこともコーチングしてもらえるので、塾に通っていない場合にはかなり使えるサービスです。
スタディサプリ中学講座を使うメリットとデメリット
▲こちらの記事にも詳しめに書いているので、ざっくりめにご紹介です。
メリット面
メリットとしては以下3つほどです。
- 「分からなくて勉強ができない」が解消できる
- ちゃんとやれば実力がつく
- 塾代の節約になる
確実なメリットとして、勉強を圧倒的にしやすくなるということが言えます。
例えば、いまだに「勉強ができるようになるには勉強しよう!」と言われるのが定番ですが、大前提として「勉強を理解して自分で取り組める環境」が必須です。
学校の教科書とワークだと、解説の説明も丁寧じゃないですし、入門部分なんかは解説皆無なのでお子さん自身が勉強するのは無理だと思います。
ほぼ無理なことを根性論でやれ!やるんだ!というのはちょっと厳しい気がする。。。とぼくは塾講師なんかをしていて思いました。
実際に、
「分からないところができないから進まない」
「学校のワークや塾のテキストだと答えがなくて理解できない」
なんてお子さんはかなり多かったです。
でもそういった、まず大前提にある、『お子さんが自分で勉強していける環境を作れる』という部分を補えることができるのがスタディサプリを使う1番のメリットです。
デメリット面
以下、3つほどになります。
- 月額980円(税別)でかかる(個別指導コースは9800円)
- スタディサプリを使う=絶対に学力が伸びるわけではない
- 塾などと併用すると中途半端になる可能性がある
「スタディサプリを使ったからと言って確実に学力が伸びるわけではない!」
という部分がデメリットかと思います。
当然のことではありますが、やっぱりしっかりと取り組まないと、実力はつきません。
また、塾などとの併用をすると、どっちも中途半端になってしまい、学力が伸びにくくなってしまう場合があります。
ただ、明らかに、
メリット>デメリット
になるかと、ほとんどの人の場合は、多いかと!
まとめ
スタディサプリ中学講座の解説記事でした。
個別指導コースに関しては合う合わないがあるかと思いますが、ベーシックコースに関しては、ほとんどの中学生にとってかなり使えるサービスかと思います。
- 苦手単元の克服に
- 苦手の克服に
- 得意分野をさらに演習
- 中学の勉強の復習・予習に
- 高校受験対策に
などなど、いろいろな用途で使えるはずです。